オープン式攪拌機

◆オープン式発酵撹拌機をおすすめする理由

 

有機廃棄物発酵処理は毎日撹拌しなければならない処理物と、4~5日に1回程度の撹拌でよい処理物があります。一般の撹拌機は毎日投入する処理物のスペースを空けるため、必ず撹拌し移動させなければなりませんが、毎日撹拌することにより、発酵温度が上昇しなくなる処理物もあります。特に冬季時に外気温の低下により、発酵が停止する場合が多くあり、発酵コントロールに手間がかかっていました。

それに対しオープン式発酵撹拌機は、難分解性物質の多い処理物を高温発酵させるのにも適していて、特に乳牛糞、肉牛糞、汚泥などの処理に最適です。月に6~7回程度の撹拌で良く、投入した処理物は、投入された所で撹拌され、発酵乾燥したら取り出し、取り出したところに処理物を投入すれば良く、安定した製品を生産することができる。一次発酵を約30~40日かけて行いますので、30~40日間分の投入できるスペースを必要とします。また、オープン式は4~5日の休日分を一度に投入することができ、どのような作業形態でも処理が可能です。

 

◆オープン式発酵撹拌機の10大特長

 

 1. 機械はシンプルな構造なので故障が少なく、ランニングコストが低額です。 

 2. 自動運転なので管理がしやすく、手間もかかりません。

 3. 片側がオープンなので建築コストを削減できます。

 4. 撹拌回数が少ないので、機械の消耗が少ないです。

 5. 撹拌回数が月6~7回程度なので、電気料が安く、1t当たりの処理費が低額です。

 6. 投入、取り出しがどこからでも行えるので管理が容易です。

 7. 処理物によっては毎日撹拌せず、4~5日に1回の撹拌で済み、投入は毎日でも不定期で

   も可能です。

 8. 撹拌機1台で多量処理ができ、1日当たり最大82立方メートルまで可能です。

 9. 水分調整材はショベル車で処理物上面に投入すれば自動混合されます。

   また、発酵状況をみて水分調整は後からでも、どこからでもできます。

 10. 処理物をそのまま発酵槽に直接投入できます。